友達との別れの原因第1位は自然消滅!? 努力しても防げない別れとは

出会いあれば別れありと言われますが、皆さんは卒業した後もクラスメートとのお付き合いは続いていますか。
「あいつ今どうしてるんだろう」「そういえば卒業してから全然会ってないな」といつのまにか連絡を取らなくなってしまった友達って意外と多くないですか。
出会って仲良くなって、思い出もたくさん共有している友達と、せっかくなら長く付き合っていきたい。今回は、仲を続かせるために、大学生がしている工夫を紹介します。
そして、どんなに工夫しても、やがて必ず訪れる別れにも目を向けてみましょう。

  • 友達との別れの原因第1位は自然消滅
  • 長く付き合うために大学生がしている工夫3つ
  • どんなに工夫しても防ぐことができない別れ

友達との別れの原因第1位は自然消滅

以前、「友達との付き合いが続かないんです」という投稿が話題になりました。登校者は学生時代の友人や先生との付き合いが皆無になっているそうです。しかも、ケンカ別れしたとか、特にはっきりとした理由があるわけではありません。幼稚園から大学まで、それぞれ卒業後何年かは会ったり、年賀状のやりとりをして仲が続いていましたが、気がつけばどちらともなく自然消滅していたそうです。
この投稿に「私も!」と多くの反応が寄せられました。

学生時代の友達との付き合い、続いていますか?

特に仲違いをした訳ではなく、会う回数が減り、何となく疎遠になってしまい、連絡が途絶え、今さら連絡しなくても良いかな・・・という感覚です。
他の人たちとも同様で、仲違いが原因で疎遠になった人は一人もおらず、自然消滅という言葉が一番しっくり来るかと思います。
同じような方、いらっしゃいましたらお話お聞かせください。

ぴのん (0760001426) 『発言小町』より
https://komachi.yomiuri.co.jp/t/2015/1231/745692.htm?o=0

この投稿者と同じように、あなたにも、いつのまにか会わなくなってしまった友達がいるなら、その人とどうして会わなくなったかを考えてみてください。
ケンカやトラブルで別れたケースは少ないのではないでしょうか。投稿者のように、だんだんと連絡を取らなくなって、いつの間にか仲が消えてしまっていませんか。

確かにあったはずのものがいつの間にか消えてしまうこれを諸行無常と言います。

諸行無常
この世のすべてのものは、常に変化・生滅して、永遠・不変であることはないということ。

『 weblio古語辞典』より

諸行とはすべてのもの、無常とは常が無く続かないということですね。
例えば、新しく買った靴も履くうちにだんだんと、かかとがすり減って、やがてこれ以上は履けないというときがやってきます。

このように同じ状態が続かないことを無常といいます。靴などの物も無常ですが、人間関係も同じです。連絡を取り合わない日々は、確実にお互いの仲をすり減らしているのです。

長く付き合うために大学生がしている工夫3つ

このように、放っておくといつの間にか消えてしまうのが友達との仲です。そこで、長く関係を保つために、工夫をしているという大学生に話を聞きました。3つの工夫をすることで、卒業後も友達との仲が続いていると言います。

  1. 連絡先(LINE、インスタ、Twitterなど)を交換する
  2. 幹事ポジションの人と繋がっておく
  3. 年賀メールを送る

連絡先(LINE、インスタ、Twitter)を交換する

まず1つ目は、連絡先の交換です。LINEでもインスタやTwitterでも構いません。とにかく友達と連絡をとれる手段を確保することです。連絡先を交換していない人とはどうしても疎遠になって、やがて会わなくなってしまいます。ですので、連絡先をしっかりと交換しておきましょう。

幹事ポジションの人と繋がっておく

2つ目の工夫は、幹事ポジションの人と繋がっておくことです。幹事ポジションの人は、帰省のタイミングを見計らって集まろうと声を上げてくれますので、同じ時期に帰省している友人と会うことができます。自分が幹事でなくても、幹事ポジションの人と繋がっておくと自分にも声がかかるので、そういう人と繋がっておいてください。

年賀メールを送る

3つ目の工夫は、年賀メールを送ることです。1年間、会わなかった友達にも年賀メールを送るようにしましょう。普段、連絡を取っていなくても、気兼ねなく送ることができますし、お互いにお互いを思い出して、「懐かしいな、元気かな」と心がかかるようになります。絵の得意な友達が、自分で描いた凝った画像を送ってきてくれる場合もあり、それを、毎年、楽しみにしている人も多いようです。

このように、長く友達との関係が続く人は、卒業後も友達と繋がる工夫をしているんですね。靴でいえば、磨いたり、かかとを修理したりして、長く履けるように、定期的にメンテナンスをするのと同じです。自然消滅をくい止めるには、お互いに努力が必要なのです。

どんなに工夫しても防ぐことができない別れ

しかし、残念ながら、長く仲を保つためにコツコツと努力を重ねても、どうにもならない別れがあります。どんなに頑張ってメンテナンスをしていた靴も、やがて履けなくなるときがくるように、長く付き合いのあった友達とも、もう会えないという日がやってきます。 それはどんな別れかというと、死別です。

悲しいことですが、こればかりはどうしようもありません。今のクラスのメンバーで定期的に同窓会を開いていくとして、70年後の同窓会で何人と再会できるでしょうか。1人、また1人と減っていき、80歳、90歳となったときには半数以上が、旅立ってしまっているそうです。私の祖父も、昔の写真を見ながら、「この子も、この子も、もういないんだ」と寂しそうに言っていました。

人の命も無常ですから、どれだけ長く友達関係が続いたとしても、自分か友達のどちらかが先に旅立たねばなりません。人と人が出会ったということは、その2人には、必ず別れが待っているのです。

『山椒魚』で知られる小説家・井伏鱒二は、友人との別れを詠んだ漢詩『勧酒』を次のように意訳しました。とても感動的な意訳です。

コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

井伏鱒二『厄除け詩集』 より

目の前にいる友達に酒を注いでいる場面です。今、この瞬間は目の前に友達がいて、自分の注いだ酒を飲んでくれています。しかし、花が嵐で散ってしまうように、やがてこの友達にも自分にも命が散るときがやってくる。だから、今一緒にいる2人も、必ずサヨナラしなければならない、それが人生なんだと訳したのですね。

定期的に同窓会をして酒を酌み交わした仲間とも、1人また1人と別れの時がやってきます。「サヨナラ」ダケガ人生ダという言葉を誰も否定できないのです。

せっかく出会って楽しく過ごしているのに、最後に悲しい別れが待っているとは、人生は、なんと酷なことでしょう。そんな、別れの悲しみをこの意訳から感じて涙した人も多くあるようです。

しかも、自分にとって大切な人であればあるほど、別れは辛くなります。自分にとってこの人の存在は欠かすことができないというくらい深い仲であれば、別れの悲しみは大変大きく、最後にこんなに悲しい思いをするなら、いっそ出会わなければよかったという気持ちさえ起きることがあります。

そんなとき、ふと「ずっと私から離れないもの」は、ないのかなと疑問が湧きます。もしそういうものがあれば、ずっと幸せに、安心していられます。しかし、周りを見渡してみても、ずっと私から離れないものなんてありません。ならば、どうしようもないことだと泣き寝入りするしかないのでしょうか。

実は古来より、幸せに関して「離れていく幸せ」と「離れていかない幸せ」があると言われています。古くは、ギリシャの哲学者たちも指摘していますが、特に東洋で、「離れていかない幸せ」 について詳説されています。

L大では、「離れていかない幸せ」 に関して、体系的に学べるようになっていますので、気になる人はぜひ続けて学んでください。続けて学んでみたいという人には、無料で学びの情報を受け取ることができるLINE公式アカウントがおすすめです!この記事のまとめに、登録用のURLを貼っていますので、そちらから登録してください。

まとめ

友人関係を長く続けるためにはお互いの努力が必須ですが、どれだけ努力をしても死別だけはどうしようもありません。自分にとって大切で、かけがえのない人であればあるほど、別れは辛くなります。そういう人との仲は、ずっと続いてほしいと思いますが、別れは避けることができません。

悲しみの中で、大切な人や物が自分から離れていくことは、どうしようもないことだ、今日、その日が来てしまったんだと、自分を納得させようとします。しかし、心のどこかで「ずっと私から離れないものは本当にないのかな、もし、ないとしたら、どんなに今が幸せでも、最後は全部悲しみになってしまう、それでいいのかな」と疑問が起きてくると思います。

私たちが、本当にないんだろうかと疑問に思っている「離れていかない幸せ」について、古来から論じられていますが、特に東洋で詳説されています。L大ではそれを体系的に学ぶことができますので、続けて学んでください。

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