「じぶん」探しは学生のうちに

このページをみているあなたはきっと大学生活進行形か、春からの大学生活に夢をふくらませていることでしょう。
空も太陽も木々も猫も、アオハルを祝福してくれているよう。

キャンパスではあなたと違う色の人生を歩んできたたくさんの人と出会うことになります。東京の某私立大学では、「大学生になってよかった」と思うのはどんな時か?のアンケートに文系では53.5パーセントの学生が「学内の多様な友人と交流している時」をあげています。
どきどきすること、わくわくすること
いらいらすること、かりかりすること
しくしくすること、きゅんきゅんすること
十人十色でしょう。

色とりどりのブーケの中で「自分色を見失わず、もっと鮮やかにしたい」「生きる喜びに輝く4年間にしたい」そんなあなたの背中をじぶん学部は押していきたいと思います。

1000の選択肢が生む「サークル難民」本当にやりたいことって何だっけ?

上に紹介した某私立大学には500以上のサークルがあり、小さいなものも含めれば1000は下りません。毎年多くのサークルが立ち上がります。
グルメ系「角質愛好会」
芸術系「壺を焼いて割る会」
趣味系「無料配布物を全て受け取る会」などなど。

しかし選択肢が多すぎて何をしたらよいか分からなくなってしまう学生も多く「サークル難民」と呼ばれています。入学と同時に押し寄せるサークル勧誘の波にのまれ、最初に声をかけられたサークルの新勧コンパにとりあえず参加して、先輩がいい人そうだったからなんとなく入部、活動してみたけれど「本当にやりたいこと違うな」とだんだん違和感が広がり幽霊部員になってしまう。大学ではクラスメイトの結びつきも弱く、心から打ち解けられる友達も見つからず居場所がない。
そもそも大学に来たのは何のため?

「大学のブランドに憧れて」「偏差値が高い大学だから」「就職に有利になると思ったから」という理由で、入学したはよいものの「何をしたらいいか分からなくなった」という声をよく耳にします。

大学は初めて「じぶん」と向き合う時

こんな投書を新聞で見かけました。

高校までは何に対しても「正解」がありました。教科書の問題は解答ページに、取るべき行動は校則に、他の細かいことはすべて先生が答えをくれました。
勉強して、良い大学へ行って、素敵なパートナーを見つけることが、私にとって正しいことだと思っていました。
だってほら、親も学校も社会も、私にそうなることを望んだでしょう。
だから私はそれを信じて疑わず、そうすれば必ず幸せになれるとさえ思っていました。
しかし大学や社会に出ると突然、正解のない問題ばかりが降りかかってきます。
何が正しいか、何が幸せか、自分で見極めろと言われます。
私なりの正しさって何だろう。
私にとっての幸せって何だろう。         大学生(兵庫県21)

朝日新聞 2019年10月25日朝刊

どの授業をとるか、どのサークルに入るか、どんなバイトをするか、大学生になると自分で決めることができます。
自由になる分、自分の軸がしっかりしていないと「結局じぶんは何がしたいのだろう」と迷子になってしまいます。
これまでより自由度が高くなる大学時代は初めて「じぶん」と向き合う時なのかもしれません。
自分の人生と自分だけで向き合う時です。

「あなたのやりたいことは何?」と尋ねられたら、「バイト」「サークル」「恋愛」「旅行」など、それぞれ浮かぶ答えがあると思います。
でもなぜそれをやりたいの?と自問してみると、自分ではなく他者に理由があることが多くあります。
友達にサークルには入った方がいいと言われたから。周りがみんなバイトをしているから私もしようと思った。友達に恋人ができて焦ったから。
旅行は学生のうちにって聞いたなど、周りがやっているから自分もやってみたというものです。
このように自分が「これだ!」と決めたものではなく、単に周りに合わせただけだと、やがて自分が本当にやりたいことってこれなのかなという疑問にぶつかり「難民」になってしまうのです。

自分は一体何をすれば毎日を楽しめるのか。
そもそも、「じぶん」って何だろう。
「じぶん」とは一番知っているようで、実は一番分かっていないものかもしれません。

「じぶん難民」にならないためには、「これがじぶんの存在意義だ」と人生をかけられる大切なことを探し出せるかが鍵だと言われます。
4年間の大学生活を終え、社会に船出する時はこの問いに自信を持って答えられるようになりたいですね。

みんな違う種をもち色も形もそれぞれの花を一段と美しく咲かせるために大事な学びです。
「じぶん」と真面目に向き合うあなたと、この問いを考えていきます。

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