大学生活がなんとなく過ぎていく 充実感がないという人が見落としているたった1つのポイント

何となく過ぎていく毎日に、焦りを感じたり、「大学生活って、こんなものなのかな」とため息をつくことは、ありませんか?
早稲田大学の森川教授は『大学4年間で絶対やっておくべきこと なんとなく卒業しないための50のルール』(森川友義著,2014,kadokawa)の中で、大学生の多くは、何となく病にかかると言っています。

大学に入って数ヶ月が経ったとき、何が残ったかを振り返えって「何やってたのかな」という気持ちになる人は実はかなり多くあります。
そういう人は、この先も、何となく勉強やバイトをこなし、何となくサークルにいって、何となくやりたいことやって、何となく就活をして、何となく卒業する。
そんな何となくで終わってしまう未来が、ぼんやり見えてしまう。

せっかく受験勉強を乗り切って大学に入ったのに、何となくで終わってしまってはもったいない!
「大学に行ってよかった!」と本当に充実した大学生活にするには大事なポイントが1つあります。
このたった1つのポイントを多くの学生は見落としてしまっているのです。
何となく病にかからないために、今回はそのたった1つのポイントについて学びましょう。

大学時代は人生の夏休み やらねばならない「宿題」がある

大学時代は「人生の夏休み」といわれ、人生の中でも特別な期間です。
4年制大学なら、入学した時に大学生としての「4年」という時間を与えられます。
その時間の中で、取りたい授業をとって、バイトをしたり、サークルに入ったり、海外にいったり、自分のやりたいことを自由に選ぶことができます。
しかし、それは裏を返せばどんな大学生活になるかは、一人一人にゆだねられるということです。

どうすれば、毎日が充実したものになるのか?
何をしたら大学に来た甲斐があったといえるのだろう?

そのために大事なのは「やるべきこと」と「やりたいこと」の違いをよく知ることです。

夏休みでいうと、宿題は「やるべきこと」です。
友達とゲームをしたり、家族旅行にいったりは「やりたいこと」です。
どんなに「やりたいこと」がたくさんできたとしても、もし「やるべきこと」ができていなかったなら、明るい気持ちで始業式を迎えることはできませんよね。
「やるべきこと」を後回しにして、目の前の「やりたいこと」だけに夢中になっていると、「しまった…」という後悔で夏休みが終ってしまいます。

では、大学時代にやらねばならない宿題とは何でしょうか。

大学生がやるべき「宿題」は 自分の人生の指針を定めること

大学時代は、自分の人生の指針を定めるための準備期間と言われます。
人生の指針とは、自分はいったい何のために大学で勉強して、将来、何のために働いて生きていくのかの答えです。
働く目的、生きる目的をもって学生時代を過ごす人と、全く考えずに過ごす人とでは同じ4年間でも中身が全く変わったものになります。

人生の指針が定まった人は社会に出てもぶれることがありません。
人間関係に悩んだり、仕事で失敗をしたり、競争に負けたり、人生には、色々な試練がやってきます。
そんな時も人生の指針が定まっていれば「目的を果たすために、乗り越えなければ」と生きる力が湧いてきます。
勉強も仕事もこのためだとすべての行為が意味をもち、心から充実した日々になります。
逆に、人生の指針を持たずに社会に出ると、進むべき方角を見失い、あれも違うこれも違うと意味なく転職をくり返したり、何をやっても満足できずに苦労します。

大学時代に、人生の指針を手に入れること、これが充実の鍵を握っています。
大学生がやるべき「宿題」とは、自分の人生の指針を定めることなのです。


ところが、多くの大学生はその宿題に手をつけず、まず先にショッピングや食事、旅行、ライブ、スポーツなど自分の「やりたいこと」をやっていきます。
やりたいことをやっているときは楽しいので、これで満足できると思うのですが、そうして4年間を過ごした結果が「何となく病」です。

多くの学生が見落としているもの。
それは人生の指針を手に入れるという宿題です。

「やりたいこと」をどれだけできたとしても、肝心の「やるべきこと」が抜けていたら、何をやっていたんだろうと後悔することになります。

まずは先に宿題に取り掛かりましょう。
そのうえでやりたいことをやれば、やりたいことも心から楽しむことができるのです。
実は、そのことを描いた童話があるのですが、皆さん、どの童話だと思いますか。
1.浦島太郎
2.シンデレラ
3.アリとキリギリス
答えがわかったら、どしどしコメントしてくださいね!
次回はその童話から人生の指針について学びましょう。
答えは次回の記事:「大学生が知っておくべき基礎教養 充実へのヒントが書かれた超有名な童話」

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