勢いまかせに3つ目の投稿です。おぉ、自分にしては順調なペース!今回も「じぶん」をテーマに書いていこうと思います。
受験の面接で、「あなたの長所は?」って聞かれたり、就職活動で自己分析をしたり、「じぶん」と向き合う機会ってけっこう多いですよね。ボクなんかは「う~ん。長所と言われても…」と困って、「なぁ、俺の長所って何?」と親や友達に聞きまくった類です。
でもさ、よく考えてみたら、なんでそんなに「じぶん」を知らないといけないの?それってそんなに必要?そもそものところって疑問になりませんか。
ということで今日はこの内容です。
chapter.1 意外と知らないよなぁ じぶんのこと
chapter.2 じぶんのことってやっぱり知らないとダメ?
chapter.1 意外と知らないよなぁ じぶんのこと
高校の頃、部活帰りにお腹が減ったから、友達とファーストフード店に寄ってかえったことがあったんです。バーガーとジュースを注文して食べたんだけど、その時、友達に「お前、すんごいストロー噛むね。マイナスドライバーみたいになってるじゃん」って言われたんですよ。それで、自分のストローを見たら、確かにマイナスドライバーみたいに先がぺったんこになってるんですよ。自分は完全に無意識にやっていたから、言われてびっくりしたんだよね。
みんなも自分のクセに気付いてびっくりしたことないですか。クセって自分じゃ、なかなか気がつかないよね。教授とか、他人のクセはすぐに気付くんだけど。
昔の中国にも似たような話があって、長い顎ひげで有名な宰相がいたんだけど、ある日、天子に「その立派な顎ひげ、布団の外に出して寝るのか、それとも中に入れて寝るのか」と聞かれて、「はて?どちらだったか?」宰相は思い出そうとしたけどハッキリしなかった。夜、ひげを布団から出したり入れたりして確かめてみたけど、どっちも違う感じがして、結局わからなかったという話。その時、天子は宰相に「お前は政治のことは何でもよく知っているのに、自分のことはさっぱり分かっていないんだな」と言ったそうです。
この言葉って、結構グサッてくるよね。ボクたちも、大学で学問的な知識や処世術的なことはどんどん身につけていくけど、自分のことってなるとさっぱりわかってないんだよね。だから、いざ自己分析とかで、自分と向き合う機会が来たら困ってしまう。
自分のことなんだから、誰よりもわかっていそうなのに、いまいち掴みきれないんですよね。
chapter.2 じぶんのことってやっぱり知らないとダメ?
そもそも、なんで自分のことって知らないとダメなんでしょう。その理由は、自分を知らずに、自分が望む結果は得られないからです。
例えば、受験校を決めるときも、まずは実力テストを受けて、実力を判定しますよね。大学に行きたいと思っても、あまりに実力が足りないと合格は望めません。現在の自分の実力を知って、得意なところ、苦手なところを把握して対策していきます。そうして、合格という結果を得ることができます。
就職活動の自己分析もそうです。自分の向き不向きを把握して、自分にぴったりな仕事に就こうとしています。向いた仕事は、やりがいも感じることができるからです。このように、自分を知ってこそ、生活も人生も充実したものになるのです。
友達に誕生日プレゼントを渡して喜んでもらおうと思ったら、その子が欲しいものは何か、相手のことをよく知る必要がありますよね。嫌いなものや、いらないものを渡したら、喜んでもらうことはできません。それに、買いに行った時間も労力もお金も無駄になってしまいます。
自分の場合も同じです。充実したい、幸せになりたいと思ったら、自分をよく知る必要があるのです。自己と向き合うって面倒だなって思うこともあるけど、やっぱりすごく大事なことなんですよね。